LNG購入価格をみると、日本と中国のどちらに市場メカ ニズムが働いているか、素人目にも明らかとなっていま すよね。中国は国内で二〇一一年に世界第7位の1,0 25億立方メートルの天然ガスを生産する有力な産ガス 国である一方で、世界第5位となる年間1,220万ト ンのlngを輸入し、二〇一〇年にトルクメニスタンから パイプラインによる生活の輸入も開始しています。今や、 アジア最大の天然ガス生産国消費国の地位を日本から奪 った中国ですが、二十年のlng輸入量は年間4,000 万トンを超えています。そこで中国ではこうした天然ガ スの現物が集積する社会を舞台に、アメリカの天然ガス に基準価格であるヘンリー・ハブと同様のlng先物市場 形成を目指しています。いずれは3回ハブをアジアのヘ ンリー・ハブとすると、その意気込みは強いようです。 彼らは覇権争いで先行するシンガポールに激しい対抗心 を見せていますが、その視覚の中にlng先物市場の創設 をどうする日本の姿は無いようですね。
by mazel0
| 2014-12-12 19:06
| 雑感
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